ル サブリエ
- 2019/05/02
- 22:11

この春の新品種、ル サブリエです。
個人的にこのバラはラテ アートの後継品種だと考えています。
茶系のフリースタイルの系譜を引き継ぐバラです。
茶系のバラは今では珍しくなくなりましたが、
この花形でふわっとした柔らかな樹形のバラは、
思い浮かべることはできないかと思います。
意外と花付きも良いですし、
とても鉢植えに向く樹形です。
黒星病の耐病性にかけますが、
うどんこ病には強いので、
屋根のある玄関先などでは、かなり優秀に育ちますし、
素敵な陶器鉢などで2重鉢で着飾れば、
おしゃれな玄関先の出来上がりです♪
以下、ル サブリエの特徴をお伝えさせて頂きます。
楽天店では売り切れてしまったようですが、
ロサオリエンティス店ではまだ在庫があるようです!
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≡ ル サブリエ ≡ Le Sablier
2019 Japan Takunori Kimura
柔らかな樹形になる、とても個性的な茶色系のバラ。
淡い茶色、ボタンアイのあるロゼット咲き、中輪房咲きの花。ティとパウダーの微香。今まで見たことないような新奇性のある茶色系のバラ。数輪咲くだけで趣のある雰囲気を醸し出す。花弁の重なりは繊細で精巧な飾り模様のよう。現在、耐病性に重きをおく育種をしている私だが、この花の美しさと個性に耐病性をいったん隣に置いてでも出したいと思ったバラ。四季咲き性。樹勢は普通、耐病性も普通のシュラブ樹形のバラ。ほぼ木立に近いシュラブ樹形で、栽培や剪定はフロリバンダに準じて育てれば良い。うどんこ病には強いが、黒星病には注意が必要。こまめな薬剤散布を行うか、日が当たり雨の当たらない軒下などで育てるとよい。葉を美しく保ちたい場合は月に3度の薬剤散布が効果的。地植え鉢植え共に向くが、より鉢植えの方が良い生育になる。春や秋の低温期には肥料を少なめに与えると花弁が伸びやかになり、花の魅力が増す。名前はフランス語で砂時計を意味する言葉から。
タイプ・3 コンパクトシュラブ スタイル・ヘブンリィ
花色・茶色 花形・ボタンアイのあるロゼット咲き 花径・中輪 花もち・良い
香り・微香 香質・ティとパウダー 開花・四季咲き
樹高・0.8m 樹形・シュラブ樹形 普通タイプ
樹勢・強い うどんこ病・強い 黒星病・弱い
半日陰・弱い 耐寒性・弱い 耐暑耐湿性・普通
バラって最高!
Servant of the rose Goddess 木村 卓功
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