これからのバラのトレンド
- 2019/03/31
- 22:19

Soul(ソウル)
これからのバラのトレンドについて、
本日は実店舗セミナーにてお話しさせて頂きました。
1時間半の予定が、
かなり手加減して2時間話してしまいました(笑)
まあ、僕が一番興味があり、
話していて飽きない内容ですので、ご容赦くださいね♪
まあ、こうやってブログなど文章では書けない内容ばかりでしたので、
オフレコのセミナーならではの内容だったと思います。
はっきり言って嘘偽りのない本音で話しています。
もちろんあれでもオプラートには包んでおりますが(笑)
ご参加くださった皆様、ありがとうございました^^
そんな中、見ている人は見ているんですね。。
僕が個人的に興味を持って輸入苗で仕入れたバラのご質問を頂きました。
ドイツはタンタウ作出のSoul(ソウル)です。
いわゆる魂ですね。
今までこの名前のバラがなかったことが、
信じられないくらい良い名前です。
個人的にはこのバラは、
アストリット グレーフィン フォン ハルデンベルクの血筋かなと。
アストリット グレーフィン フォン ハルデンベルク自体がおそらく、
ディープ シークレット×シャリファアスマあたりの交配だと推測しています。
まったく外れているかもしれませんが(笑)
そこからゲーテローズやゴスペルが直系として生まれたのじゃないでしょうか。
そして耐病性を特に意識して生み出したのが、きっとこのソウル。
耐病性の向上を目指す時に、コルデスやノアックの、
葉がテカテカのモダンシュラブを使うのは、正統派の育種ですし。
ソウルの葉を見ているとそんな育種の流れを推測出来たりしてしまいます。
タンタウのカタログなどを見ていますと、
かなり耐病性に自信があるみたいです。
みたいです、というのは、
私も日本でこのバラを見るのは今年からだからです。
日本でほとんど誰もしらない(きっと耐病性の悪魔の親分は知っている、笑)
評価の定まっていないバラを、ドキドキしながら一年中観察し、
少しづつ、性質をつかんで自分のものにしていく楽しさったらないです!
きっとタンタウが良い評価をしているので間違いないとは思いますが、
良くも悪くも裏切られても、そこも含めて楽しいです。
何故なら、バラの経験値が増えて、
次にバラや育種家を見定める正確性がどんどん増していくのですから♪
バラって最高!
Servant of the rose Goddess 木村 卓功
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