
バラの家楽天店も世代交代です。
楽天店店長木村裕治と生産部門のセクションマネージャー忽滑谷の二人が、
品川プリンスホテル、飛天の間で行われた授賞式に行ってきました。
2008.2009.2010.2011.2012と
5年連続でShop of the yearを受賞していましたが、
昨年は落選…
やす店長になってから最初の受賞で、
今までの受賞以上に嬉しい自分がいます。
たぶん、やす店長もほっと胸をなでおろしている事でしょう。
と、言っても今の楽天さんもネットショップも、
僕が2005に出店した時と大きく変わってしまい、
これからも連続して受賞するなんて、本当に難しいものになってしまいました。
昔は本当に小さなお店や個人が夢を見られたのが楽天さんで、
商品への本気の思いと
等価交換の何かしらの犠牲
資金繰りの恐怖 (これが世の中で一番怖いもの、経験したことある人しかわからないと思いますが…)
その3つを耐えられれば、
個人であろうが、地方の小さな会社であろうが、トップをとる事が可能だったんです。
それが5年くらい前から本格的に、大企業やメーカー、問屋などが、
大資本をもとにドッカーンとの乗り込んできて、
小さな零細企業がShop of the yearをとるなんて夢のまた夢になってしまいました…
バラの家が登録されているジャンルが、
ガーデン・DIY部門と言うところでして、
バラの家以外のガーデン・DIY部門でShop of the yearを受賞したのは問屋さん。
両社ともDIY部門でして、簡単に言うと、
ホームセンターと
ホームセンターの片隅にあるガーデンセンターで売っているバラ苗部門が競争しているわけですよ(笑)
まあ売上金額で言った、象とアリですから(笑)
それでもバラの家が受賞できたのは、
バラにかける思いがあるお客様が多いから!
はっきり言って売り上げではどうしようもないですが、
Shop of the yearへの投票数なら、こちらが断トツですから。
それだけでもこの仕事をしている価値がある。
売上の増大、資本の増大の効率、
資本主義では大切なことかもしれまいけど、人が住むこの地球は有限…
永遠の資本の繁栄などありえなく、どこかに歪を生むもの。
すでに日本の資本主義は行くとこまで行ってしまったから、今の延長線上に国民の幸せはない。
(株主への還元が最優先)
たぶんバラにはその歪みを取り除き、その立場を忘れてもらい、
本当の自分に戻れる空間、時間を作る力があると思う。
世の中を変える力はないけど、
僕にしかできない事はきっとあるはず。
バラとともに…
After roses, everything.
Before roses, nothing.
Rose Creator 木村卓功
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