

まだ実感がありませんが、
バラの花なる国、フランスで私のバラが発売になりました。
フェイスブックで柳楽様や
フランスのバラの愛好家の方々、ベルギーの愛好家の方々に
カタログを見せて頂いていて、
昨日私の手元に、本物のアンドレ・エヴ社のカタログが届きましたが、
まだ実感がありません。
なんでだろ?
きっと、フランスに行ったときに、
自分のバラを愛好家の方が育てていたら実感がわくのかな?
まだまだ不思議な感覚の自分がいます。
もともとフランスで自分のバラを売り出したい!
という目標があって、
野望があってこうなったのではなりません。
最初は柳楽様から
近年めきめき実力をつけ、ヨーロッパの主要新品種コンテストで結果を出している
フランスのアンドレ・エヴ社のバラを取り扱ってみませんか?
と、ご提案を頂き、
心惹かれ、2か月後にフランスへと飛び立ち、
アンドレ・エヴ社を訪問した事からすべては始まります。
その時、フランスで自分のバラを売ってもらおう!
なんて思いはなかったはずです。
でも、アンドレ・エヴ社を訪問し、
今は亡き
アンドレ・エヴさん、
フッカー社長、育種家の
ジェロームさんとお話しし、
一緒にバラやガーデンをめぐり、
僕の育種したバラを本やカタログですが見て頂き、
「もしかしたら自分のバラがフランスで売り出されるのも、夢ではないかなぁ」
そう思い始めました。
みんな暖かいし親切な方々でした。
フッカー社長は早々に、私のバラの個性を認めてくれたし、
ジェロームさんは、細かな数々の育種の質問に答えてくれました。
そしてアンドレ・エヴさんは、「バラと一緒に、こう生きると幸せだよ」と、
彼が作り上げたガーデンとバラ、そして会話で教えてくれました。
そんな幸せな時を毎年繰り返しながら、
目の前のことを一生懸命行っていたら、
気が付いたら、僕のバラがフランスで発売されていました。
こう書きながらも実感はまだありません。
だけど、フランスでアンドレ・エヴ社が発表して、
恥ずかしいようなバラではないことは確かだともいます。
そしてロサ・オリエンティスは、まだ始まったばかりのブランドです。
いわば今はプロローグ…
これから本章が始まります。
私と私のバラの準備は万全です。
未来はすでに、ここにあります。
私のバラをフランスで発表してくださった皆さまの
ご厚意に報いられますよう、
バラと共に、これからも生きていきます。
そして全ては、繋げてくださり、良好な関係をお作りくださった、
柳楽さまのおかげです!
バラって最高!
Rose Creator 木村卓功
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