創めます

木村 卓功です。
気分一新こちらでブログを書いていこうと思います。

今まで書いてきたブログも最初はこんな気持ちで書いていたな。

あんまりまわりの目を気にせず、
本当に書きたいことを書いていた。

でも、どんどん書きたいことが書けなくなっていって、
最後は書くのが面白くなくなっていき、

大好きなバラのことなのに、
なんだか気乗りしない自分がいました。


このブログ名の Chez Taku とは
シェ タクって発音で、フランス語で「たくの家」って意味。

外部リンクもOKだし、
本当は嫌でも立場がある人間だけど、多少はめを外しながら書こうかな…

自分の家にバラ好きな友達を招き、
さんざん昼間一緒にバラを見たのに、

夜にはお酒を片手にまたバラの話を永遠に…

そんなシチュエーションな感じで書こうと思ているから、
なるべく本音でいこうと思います。


まず最初はRose Creator から

玉置さんにローズクリエイターという肩書を頂き、
まあバラも育種しているし、バラの栽培資材も開発しているし、
バラ栽培のご提案もしているし、

ちょうどぴったりかな～
そんな気持ちで気軽に気に入って使っていたのですが、

先日、とある映画を見たら、なんてことをしてしまっていたんだ！　なことに（笑）


その映画とはノア

そういえば、昔やす店長にラッセル・クロウに似てる言われたことあったなｗ
ハリー・ポッターのハーマイオニー綺麗になったな～はどうでも良くて、

この外部リンクが本当にやりたかったんですよ！！！

何かを説明しようと思っても、
適切なリンクを貼れないって本当に致命的でしたから…

その映画を見ていて、
英語ダメダメだから、まあ字幕なしではみれないのだけど、

どうも創造主をCreatorと呼んでいるんですよ。

僕はCreatorって芸術的な作品などを作り上げる人を指す言葉と思っていたから、
Creatorに、そんな意味があるなんて知らなくて、

ノアを見ながら、「俺は恐れ多い事をしていた！」　って冷や汗ものでした＾＾；


でも見続けていきながら、
その肩書、Rose Creator に恥じない人生を歩もう！　そう思えてきました。


一番上の写真は一昨年、フランスでアンドレ・エヴさんと

僕が生まれるより前から、バラの育種選抜を無農薬で始めた方、
ドイツのコルデスだって、その方法を取り入れて２０年しか経っていない。

まあ、もちろん２００年前のバラの育種創世記には、
農薬も化学肥料もないのだから、アンドレ・エヴさんが、初めてそれを行った人ではないけど、

農薬散布を行いながら、育種選抜が当たり前になった時代に、
よく最初にそれを行ったものだと思う。


「最初、まわりの人に反対されませんでした？」と聞くと、

「他の人なんて関係ない。農薬散布した庭で私は癒されないし、くつろげない」

「君を癒し、リラックスできるバラや庭もきっとそうだろ？」


その言葉で僕の人生は決まりました。
当たり前の事ですが、彼の歩んできた道のりが語る言葉は、

わかってはいたけど、踏み込めなかった僕に、覚悟を決めさせるのに十分すぎる言葉でした。

そしてその道のりがとても険しい事も十分承知しています。


でも歩むしかありません。

歩き続けること、そして文字どおり種を蒔かないと何も始まりませんから…




バラって最高！
Rose Creator　木村卓功